2024年度樹木医学会賞を福田健二会員(東京大学)に功績賞を山田利博会員(東京大学)に,樹木医学会奨励賞を片桐奈々会員(岐阜県森林研究所)と辻本悟志会員(沖縄美ら島財団)に,臨症事例賞を酒井大輝会員(日本大学生物資源科学部)にそれぞれ授与されました。
福田会員の受賞業績は「樹木の水分生理特性と萎凋病の枯死機構の解明」,山田会員の受賞業績は「樹木の防御応答や腐朽の研究から診断・治療への展開」,片桐会員の受賞業績は「ヒノキ根株腐朽病の発生実態とその病害特性に関する研究」,辻本会員の受賞業績は「南根腐病の感染・発病過程の研究と防除実践」,酒井会員の受賞業績は「クビアカツヤカミキリAromia bungii成虫発生期における被害材の燻蒸処理効果」です。
11月15日の定期総会後に授賞式が行われ,加賀谷悦子表彰担当理事より受賞者の業績と受賞理由の紹介があり,佐橋憲生会長より表彰盾が贈られました。16日の午後に受賞講演会が行われました。

画面左から山田会員,福田会員,酒井会員,片桐会員,辻本会員