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樹木医学会第28回大会シンポジウム

『木をまもる』を亜熱帯の島から考える

1.趣 旨

 琉球列島には,日本本土と同じ種の樹木も多くある一方,中国大陸や南の島々と共通する樹種や固有種も多く見られます.また,亜熱帯の気候帯にあるので,日本本土と同じ樹種でも,その生育環境は大きく異なります.しかも,島々はみな,異なる成り立ちの歴史を持ち,面積や地形も異なり,そこに暮らす人びとの文化も多様です.したがって,本土とは異なる,極めて多様な自然の姿がそこにあります.これは,樹木だけでなく,動物や微生物にもいえることです.
 琉球列島は,その地理的条件から,外来生物による新たな病虫害が多発する地域です.海外の有名な病害虫が侵入して同様の被害を起こすだけでなく,侵入病害虫だが被害の様相がもとの分布地とは異なるもの,新興病害だが在来の生物によると思われるもの,外来昆虫の被害かと思ったら同時に発生していた病害による被害と分かったものなど,多様な病虫害の姿が見られます.そして,病虫害の防除においても,日本本土とは異なる独自の難しさ,課題があります.
 こうして,琉球列島では,そこに生きる生物,発生する病虫害,防除対策のすべてで,「多様性」がキーワードとなるでしょう.このシンポジウムは,6 件の報告を重ねて,この多様性について感じ取っていただけるよう準備しました.各報告はいずれも現在進行中の重要な研究課題であり,その最新の知見が分かりやすく紹介されます.樹木の保護に関心のある市民,学生の皆さまから専門家まで,広く興味をもっていただけるものと思います.

2.日時

2023 年12 月9 日(土)14:00~17:00

3.会場

琉球大学 千原(せんばる)キャンパス 大学会館3階ホール
 キャンパスマップ(外部リンク)
 琉球大学千原キャンパスまでの交通(外部リンク)

4.オンラインでの視聴

 ハイブリッド開催とし,一部の講演者はリモートでの講演となる可能性があります.事前に申し込んだ方は,web会議システムにより,オンラインで視聴できるようにする予定です.詳細については,学会ウェブサイトに掲載します.

5.参加申し込み

 シンポジウムに参加される方は,以下のバナーからお申し込みください.
 申込み方法が分からない場合は,大会運営委員会にE-mailにてお問合せください.
シンポジウムは終了しました.

6.プログラム

1)成長輪が周期的に形成されない亜熱帯常緑樹の樹木生理
谷口真吾氏(琉球大学)
2)奄美大島で確認された外来種カイガラムシAulacaspis yasumatsui によるソテツの被害と対策
川口エリ子氏(鹿児島県森林技術総合センター)
3)アカギの異常落葉,樹冠衰退を引き起こすヨコバイの侵入について
辻本悟志氏(沖縄美ら島財団),生沢 均氏(沖縄県緑化推進委員会)
4)デイゴ・マンゴー・コーヒーノキなど熱帯樹木の萎凋病害と養菌性キクイムシの関与
黒田慶子氏(神戸大学)
5)南根腐病の被害実態とその防除の取り組み
伊藤俊輔氏(沖縄県森林資源研究センター)
6)久米島に「侵入していた」マツ材線虫病 ─孤島のリュウキュウマツ美林をどう守るか─
中村克典氏((国研)森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所)

7.CPD 制度の認定プログラム

 本シンポジウムは樹木医CPD認定プログラムに申請する予定です.CPD 会員に登録されている樹木医の方は,参加申込みの際に樹木医登録番号をご記入ください.また,他のCPD 制度の認定プログラムについては,大会ウェブサイトをご覧ください.

8.問合わせ先

 樹木医学会第28回大会運営委員会
 亀山統一
 e-mail:


[チラシ:PDF(165 KB)]     [ポスター:PDF(2,004 KB)]

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地平線に並ぶ樹木